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- 精度の高い治療を実現するために
ヒールオゾン治療とは?
高い殺菌効果がある「オゾン」を虫歯部分に照射して、虫歯の原因菌を殺菌してから、フッ素入りの薬剤を塗布して歯の再石灰化を促すのが「ヒールオゾン治療」です。すでに世界中で20万ケースの治療実績があります。虫歯治療のほか、知覚過敏の治療にも対応しています。
「オゾン」は治療部位にピンポイントに、そして短時間だけの照射なので、安心して受けられる治療です。また従来の虫歯治療のようにドリルを使わないので、不快な痛みも振動も音もありません。そして、虫歯の原因菌を殺菌するので、健康な歯質を傷つけずに済みます。1回~3回の処置で治療できるのもメリットです。
ヒールオゾン治療のメリット
- 痛みのない治療です
- 虫歯の原因菌を殺菌するので、健康な歯質を傷めません
- ドリルを使わないので音も痛みも振動もありません
- 治療した歯の虫歯の再発リスクを低く抑えられます
- 数回の治療で終了します
- 治療による副作用の報告はありません
従来品の6倍の高濃度オゾンを発生「ヒールオゾンX4」
「オゾン」は、効果の高い酸化剤の一つです。そのため虫歯の原因菌をはじめ、さまざまな細菌やウイルスの殺菌や傷の消毒、さらには止血にも有効です。「ヒールオゾンX4」は従来品のオゾン治療器よりも6倍の高濃度のオゾンを発生できます。治療部位にシリコンキャップを被せて、キャップ内の真空を確認してからオゾンを噴射するので、効果的な治療を実現。また、不要部分にオゾンがかかるのを防ぎます。オゾンガスはやわらかい虫歯の場合深さ2mmくらいまで浸透します。そのため、目に見える部分だけでなく、さらにその奥の見えない部分の感染歯質の殺菌・消毒にも有効です。
ヒールオゾン治療例(流れ)
- 1歯のクリーニング
- ヒールオゾン治療の前に、まず歯面をクリーニングします
- 2虫歯の数値化
- 虫歯診断装置で虫歯を数値化し、進行度合いを調べます。
- 3オゾン治療
- オゾン照射をして虫歯の原因菌を殺菌します。照射時間は20~60秒です。
- 4再石灰化の促進
- フッ素塗布により歯の再石灰化を促します。
虫歯診断装置「ダイアグノデント」
従来の虫歯検査では、「探針」という先の尖った器具を使い、虫歯が疑われる部分を突いて診査します。この方法の場合、歯を傷めてしまうリスクがあり、また歯の奥にしずく状に広がっている虫歯の発見ができないなどのさまざまな難点があります。虫歯の早期発見・早期治療につなげるために当院で活用しているのが虫歯診断装置「ダイアグノデント」です。視診だけでは発見が難しい虫歯を見逃さないので、精度の高い治療につながります。
レーザー照射で虫歯を数値化して測定
虫歯診断装置は、歯にレーザー光を当てて、蛍光反射を測定して、虫歯の有無を調べます。歯を傷つけることなく、歯質を数値化して判断するので、目に見えない虫歯の治療計画も高い精度で立てられます。虫歯測定のためにレーザーを照射するだけなので、痛みをともなわず、お子さんでも妊婦さんでも安心して受けられます。
虫歯だけでなく、歯のヒビにも反応するのも特徴です。初期段階の虫歯は、視診や探針での触診、またはレントゲン撮影よりも高い確率で発見できます。
ダイアグノデントの数値と診断基準
0~13 | とくに心配はありません。 |
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14~24 | エナメル質の虫歯なので、予防処置をします。 |
25以上 | 虫歯の汚染が進んでいるので治療をします。生えたての永久歯の場合は、高い数値を示すことがあるので、必要に応じて、歯のクリーニングやフッ素塗布、そしてシーラント処置を行うこともあります。 |