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歯周病とは

歯周病は、歯科の三大疾患の一つで日本人に多い病気です。虫歯にならないよう歯を守る事も大切ですが、 歯を支える歯茎もとても大切です。 症例は、歯を支えている歯肉や顎の骨が、化膿したり破壊されたりする病気です。 歯周病は限度を越えてひどくなるとどんなに一生懸命に治療しても手遅れになります。 治療に早すぎるという事はありません。あまりひどくならないうちに完全に治療する事が重要です。

歯周病とは

歯周病の原因

歯周病の直接的な原因はプラークですが、その他さまざまな因子がかかわっているといわれています。 プラークは虫歯や歯周病の原因となります。食べかす(歯糞)のように思われがちですが、 そうではなくて虫歯菌や歯周病菌をはじめとするさまざまな微生物のかたまりで、 プラーク1㎎のなかに1億個の微生物がいるといわれております。歯周病はそのなかの歯周病菌がひきおこす病気なのです。

歯周病の進行・症状

歯周病は悪玉細菌が異常繁殖して歯茎に炎症が起こる伝染病です。以前は歯槽膿漏と呼ばれていました。 ブラッシングが充分ではなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌が歯垢を作り出します。 歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。 その中や周りにさらに細菌が入り込み、毒素を出し続けます。この状態はブラッシングなどで取り除くことはできません。 PMTCなど歯科医院でのケアが必要です。

健康な歯肉
歯肉は薄いピンク色で、歯と歯の間に入り込んで弾力があり、引き締まっています。 ブラッシングをしても出血はしません。
健康な歯肉
歯肉炎
骨には影響ありませんが、歯肉が炎症を起こし赤みを帯びます。歯と歯の間の歯肉が丸みを帯び膨らみ、 ブラッシングで出血します。歯と歯肉の境に付着している歯肉中の細菌が毒素を出し歯肉に炎症をもたらします。 歯肉が赤く腫れだすと、腫れた歯肉と歯の間(ポケット)にますます歯垢が溜まり悪化します。
歯肉炎
歯周炎
骨や歯と骨が接合している繊維(歯根膜)まで炎症が進み、歯肉は赤紫色に腫れあがります。 ブラッシングで血や膿が出て、歯と接している歯肉がさらにぶよぶよと腫れ、退縮します。 歯と歯の間が広がって食べ物がよく詰まり、歯肉が退縮し歯が長く見える等の症状が起こります。
歯周炎

歯周病になると

歯周病の進行は非常に遅いため、普段の口腔内の変化にはなかなか気がつきません。気づかないうちに、歯周病は進行し、 多くの人が、歯槽骨が吸収して歯が動くのを感じてから初めて症状を自覚します。さらに歯周病は口腔内だけではなく、 全身にも影響を及ぼすことが最近分かってきました。歯周病菌そのものは強い病原性を持っているわけではありませんが、 菌が歯周炎を起こした歯肉から血液に入りやすい状態になり、全身疾患の原因にもなりえます。

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